摘みたて味わい笑顔に 家族連れらイチゴ狩り

2021年02月23日 のニュース

 京都府福知山市戸田の農園、ふくやまファーム(福山壽代表)でイチゴ狩りが始まり、家族連れらが訪れている。来園客はビニールハウス内で、赤く色づいたイチゴを摘み取って味わっている。

 由良川の近くにあり、これまで何度も水害に遭ってきたふくやまファーム。昨年は市内で大きな水害は発生せず、11棟あるハウスで約4万株が順調に生育し、出来も例年通りという。

 章姫や福娘、紅ほっぺなど7品種を栽培していて、イチゴ狩りは章姫のハウスでできる。毎年人気で、地元のほか他府県から訪れる人もいるという。

 初日の20日は午前10時にオープン。開始早々から家族連れ、友人同士で訪れるグループがいて、「ジューシーやね」「これ大きい」などと喜び、摘んだ新鮮イチゴを次々と口に運んでいた。

 亀岡市の大家康晴さん(46)は、妻の直子さん(43)と娘の一華さん(3)と来園。「娘の誕生日が近く、お祝いもかねて初めて訪れました。甘くて香りも良く、大満足です。娘も楽しそうで、来て良かったです」と話していた。

 イチゴ狩りは5月上旬まで。30分の時間制で、入園料は大人(中学生以上)1800円▽幼児~小学生・70歳以上1600円。時間は毎日午前10時から午後3時まで。パックの直売もしており、品種は日替わりとなる。

 問い合わせはふくやまファーム、電話(27)0954へ。

写真=イチゴ狩りを楽しむ親子

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