朝摘みイチゴでコラボスイーツ 菓樹工房きぬがわ
2021年02月21日 のニュース
京都府福知山市駅南町の洋菓子店、菓樹工房きぬがわ(衣川哲也オーナーシェフ)が、旧中六人部小学校=下地=でイチゴの栽培などを手掛ける「THE 610 BASE(ムトベース)」とのコラボスイーツを販売している。イチゴショート、イチゴ大福、イチゴロールの3種類があり、季節限定で旬の味わいが楽しめる。
ムトベースは篠尾新町の総合電機設備業、井上株式会社が運営。同社の井上大輔社長(46)と衣川さん(46)は、同じ幼稚園、小学校に通った同級生で、大人になってから久しぶりに出会って話すうちにコラボ企画の話題が盛り上がり、今回の商品開発につながった。
ムトベースから、朝に摘みたての大粒の実を届け、衣川さんがその新鮮なイチゴをしっかりと味わえるような3種類のスイーツを考案した。「みずみずしい色合いも楽しんでほしい」と、通常は取り除くヘタもあえて残して盛り付けている。
税抜きでイチゴショートが450円、イチゴ大福が300円、イチゴロールが390円。イチゴが収穫できなくなるまで販売する。評判も良く、今後はバリエーションを増やすことを考えているという。
衣川さんは「地元の農家や企業が、互いに出来ることを補い合うことで、価値のある商品をどんどん作れると思います。地元同士のコラボで地域の地産地消や福知山全体の盛り上がりにつながれば」と期待している。
写真=ムトベ-スとコラボした3種類のイチゴスイーツと衣川さん