氷点下でも春の気配 立春にネコヤナギ花穂膨らむ
2021年02月03日 のニュース

3日は立春。暦の上では春の始まりを示すが、京都府福知山市の朝の最低気温は氷点下1・8度(午前4時23分)で、平年と比べ0・7度低かった。市街地では時折、雪がちらつき、季節が逆戻りした格好となった。
音無瀬橋下流の由良川左岸河川敷で、落葉低木のネコヤナギが柔らかい花穂を付け始めた。
厚中問屋町のアマチュア写真家、大地洋次郎さん(79)は由良川河川敷を散歩コースにしていて、毎年この時期にネコヤナギを観察。3日に花穂が付いている枝を見つけた。
大地さんは「まだまだ寒い日が続きますが、ネコヤナギが穂を付けているのを見ると、春が近付いているなと感じます」と話している。
写真=花穂が膨らんだネコヤナギ(3日午前8時55分ごろ、大地さん撮影)