京都府内113店が週替わり参加して「京小麦の収穫祭」 特別メニューを提供
2021年02月07日 のニュース

京都府産の小麦を100%使用した特別メニューを提供する「京小麦の収穫祭」が、府内113店舗で順次、展開されている。期間は3月28日まで。1週間ごとに実施店舗が入れ替わる仕組みで、福知山市内は3店舗が参加し、3月に限定商品などを出す。
府内では、パンやラーメンの麺に適した品種「せときらら」を主に栽培している。収穫祭は、モチモチとした食感が楽しめる京小麦の魅力を多くの人に知ってもらうのが目的。府内で唯一の小麦粉製粉メーカー、井澤製粉(本社・京都市)が、3年前から主催している。
京都市内の店舗が中心になっているが、府内の作付面積158ヘクタールのうち、半分近くの69ヘクタールを占める福知山市からも、3店舗が参加。それぞれ特別メニューを販売する。

3店舗は、まころパン(猪崎の三段池公園総合体育館飲食スペース)▽麺屋ソミーズ(駅前町)▽みずいろパン(駅南町)。
これまでから京小麦100%使用の商品を作っているまころパンは、3月8日~14日の第8週に、限定商品の販売を検討。同月15日~21日の第9週に参加する麺屋ソミーズは、自家製麺を使った特別メニューを出す。みずいろパンは、同月22日~28日の第10週に、限定商品のドーナツを並べる予定という。
井澤製粉は「好評の企画で、参加店舗も初回の57店舗から、113店舗と倍増しました。福知山市のみなさんも、ぜひ一度食べてみて、京小麦のおいしさを知ってほしい」としている。
写真上=大江町の鬼の里農園で育つ京小麦(2019年6月撮影、井澤製粉提供)
写真下=定番の塩バターパンも京小麦100%。収穫祭では限定メニューの提供も検討している(まころパン)