コロナ乗り越えの業態転換支援、応募多く市が予算増額して追加募集

2021年01月29日 のニュース

 新型コロナウイルス禍を乗り越えるため、業種・業態転換などをする事業所に、助成金を出して支援する京都府福知山市の「事業者チャレンジおうえん事業」。委託を受けた福知山商工会議所が、昨年11月に申請を受け付けたところ、予想以上の反響を呼んだ。これを受け、市は予算を増額。準備が整い次第、2回目の募集を始める。

 対象は、市内に事業所がある中小企業、創業者・創業予定者。新型コロナウイルス対策を踏まえて取り組む事業で、売り上げの向上が見込める-などの要件がある。対象経費の4分の3以内を補助し、上限は112万5千円となっている。

 1回目の募集では41件の応募があり、飲食6件、サービス4件、卸売3件と製造、小売、農業各1件の計16件が採択された。飲食業では、テイクアウトを開始するための機器、備品の購入が多かったという。

 また思い切った新たな事業展開もあり、楽器販売と音楽教室を開く昭和町のオクムラ楽器(奥村博之社長)は、子ども向けのレゴを使ったプログラミング教室を併設する。

 事業の柱をもう一つ作ることで、経営をさらに安定させるのが目的。小学校でプログラミング教育が必修化され、需要もあって喜んでもらえるのでは-との思いで、同教室の立ち上げに踏み切った。

 奥村純規専務(33)は「自分の組んだプログラミングで、レゴの車が動くなど成功体験を積み重ね、子どもたちに自信をつけさせ、遊びの要素を入れることで、学ぶ楽しさも味わってほしい」といい、2月中旬から体験を始め、4月のスタートをめざしている。

 助成金は、倉庫だった部屋を教室にするための改装費、新型コロナ対策などに活用。「教室の構想は以前からありましたが、チャレンジ事業も後押しとなり、実現することができました」と喜んでいた。

 福知山商議所では「新型コロナで生活様式や社会情勢が大きく変化し、それに合った事業を展開していくことが求められています。この助成金を活用し、新たな取り組みにチャレンジしてほしい」としている。


写真=オクムラ楽器では助成金を活用してプログラミング教室を始める

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