市街地で今冬初積雪 福知山で昨季より1カ月半早く
2020年12月17日 のニュース

強い冬型の気圧配置で降雪が続き、京都府福知山市が銀世界に変わった。市街地の篠尾では16日夜から積もり始め、一夜明けた17日午前8時には11センチになった。平地では今冬初の積雪で、昨冬と比べると1カ月半ほど早い。通勤・通学時間帯には、雪玉を手にはしゃぐ子どもや雪かきをする人の姿が見られた。
府が観測する午前8時の積雪状況は、山間部の雲原で39センチ、夜久野町田谷で33センチ、登尾で31センチ、大江町佛性寺で29センチなど。市街地では前日は屋根にうっすらとある程度だったが、夜間に断続的に降り一面が雪化粧した。
17日朝の最低気温は、午前5時7分に氷点下0・2度で1月上旬並み。気象庁によると、府北部は警報級の大雪となる可能性は低くなったが、17日夜遅くにかけて山地を中心に雪が降り続く見込み。同日午前6時からの24時間の予想降雪量は山地で30センチ、平地で20センチとなっている。
福知山警察署によると、16日夜に市内の山間部で、車のスリップが原因と見られる物損事故が数件あったが、17日朝までに大きな事故はないという。
写真=雪が積もる音無瀬橋を自転車を押して通学(17日午前8時ごろ、猪崎で)