各地に初雪 大江山の鬼もすっぽり

2020年12月15日 のニュース

 日本付近の上空に、この時期としては強い寒気が流れ込んだ影響で、各地から雪の便りが届いた。京都府福知山市内では15日朝、初雪を観測した。市街地では屋根などがうっすらと雪化粧した程度だったが、周辺の山間部では道路に雪が積もった所もあった。

 大江町では、国道175号沿いで民家の屋根が白くなり、関から府道綾部大江宮津線を大江山方面へ向かうと、次第に積雪量が多くなっていき、車が通ったタイヤの跡がくっきり浮かび上がるようになった。

 京都丹後鉄道の大江山口内宮駅では、ホームに5センチ余りの雪が積もり、線路も真っ白。雪景色の中を電車が時刻通りに走行していた。

 鬼伝説の山・大江山の佛性寺付近では、道路も含めて一面に雪が積もり、道路沿いの青い鬼の像「清流鬼」も雪をかぶっていた。通行する車はスリップしないよう、ゆっくりと走っていた。

 17日にかけて強い寒気が流れ込むため、北日本から西日本の日本海側を中心に、山地を中心に平地でも大雪となるおそれがあり、福知山市街地でも積雪の可能性がある。気象庁では積雪や路面凍結による交通障害に警戒・注意し、なだれや着雪に注意するよう呼びかけている。


写真上=大江山口内宮駅
写真中=一面真っ白になった大江町佛性寺地区。清流鬼も雪をかぶっていた(15日午前7時40分ごろ)
写真下=除雪車が行き交う(雲原で)

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