生徒が縁起物・松竹梅の寄せ植え作り 福知山高校三和分校
2020年12月11日 のニュース

福知山市三和町千束、京都府立福知山高校三和分校(大久保博之副校長)農業科の生徒32人が、縁起物の松竹梅などの寄せ植え作りに取り組んでいる。1人1、2鉢作り、57鉢限定で予約販売する。
農業科の実習として毎年末に行っており、心を込めて丁寧に仕上げる寄せ植えは人気がある。最近は資材の調達が難しくなっているのが課題だという。
まさ土を入れた12号の長方形の鉢に溶岩石を置き、松竹梅やヤブコウジ、ナンテンなどの木や草花をバランスを考えながら配置。さらに、コケを貼り、白い小石(寒水石)を敷いた。最後に作り物の鶴をあしらって完成させた。
4年生の清水瑞哉君は「作るのは4年目ですが、何回やっても難しいです。先生に石の置き方などを詳しく教わったので、その成果を生かしたい。購入していただくとうれしく、やりがいもわきますので、頑張って作りたい」と、熱心に手を動かしていた。
予約、問い合わせは同校、電話0773(58)2049へ。
写真=表面に丁寧にコケを敷く生徒