神社から注文9メートルのしめ飾りも 張り切るお年寄りたち

2020年12月09日 のニュース

 高齢者に働く機会と生きがいを提供している京都府福知山市昭和新町の市シルバー人材センター(中里嘉久理事長)で、正月のしめ飾り作りが進められている。「ごぼう」「めがね」「輪飾り」など一般的なもの、神社からの特注品など多くの種類を毎日作っていて、23日までに合計約2500本を仕上げる。

 シルバー人材センターは2007年から、わら細工の技を持つ会員らでしめ飾り製作委員会をつくって取り組み、今年は大槻博志委員長ら約20人が11月から作り始めた。

 材料は、三岳地区で栽培したもち米のわらを使用。バインダーで刈り取り、ビニールハウスで乾燥させて人材センターの作業場へ運び込んだ。はかまを取り、わら打ち機で柔らかくして使っている。

 会員からの申し込み分のほか、事業所や京都市内の格式ある神社から注文を受けた最長9メートルのものも作る。

 寒い中だが、新型コロナウイルス感染防止対策のため窓や戸を開放。わらをなうのは素手で、あかぎれ、すり傷などと闘いながらの作業となる。ばんそうこうを巻くと滑るため使えず、帰宅後にハンドクリームを塗り込むなどして対処しているという。

 大槻委員長は「コロナで大変ですが、多くの方々の期待に応えられるよう頑張っています」と言い、渡邉満子副委員長は「みなさんが良い年を迎えられるように願いを込めて作っています」と、せっせと手を動かしていた。
 
 
写真=協力してしめ飾りを作る会員

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