豊岡市展・高校絵画で市長賞 淑徳3年の西田遥奈さん

2020年11月06日 のニュース

 兵庫県豊岡市の第71回豊岡市美術展・高校の部絵画で、福知山淑徳高校3年、西田遥奈さん(京都府福知山市)が、最高賞の市長賞に選ばれた。2年の畑中彩音さん(丹波市)も教育委員会賞に選ばれている。

 今年は一般(絵画、書道、写真、彫刻、工芸)の部を合わせ2804点の応募があった。展示部門は豊岡市立総合体育館(大磯町)で8日まで開催中。

 高校の部は絵画と書道の2部門があり、西田さんは一貫して描いている猫の絵画作品で応募した。タイトルは「true」。目の印象を強くすることに重点を置き、毛一本一本も丁寧に描き込んだ。審査員の兵庫教育大学教授で行動美術協会会員の初田隆さんは「緊張感のある構成で、見る者をひきつける魅力がある」と評している。

 淑徳高校の美術担当、前田桃子先生は「人が見ていない所でも黙々と打ち込む生徒」だと話して受賞を喜ぶ。西田さんは「自分のこだわりを十分出し切れた」と話し、「市長賞と聞いてびっくりしたし、感動しました。うれしいです」と声を弾ませている。
 
 
写真=市長賞に選ばれた西田さん「true」

Tweet
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。