園児に中学生がコーチ 「野球する子増やそう」とフェスティバル
2020年10月14日 のニュース

4~6歳の園児を対象にした「野球フェスティバル」が、京都府福知山市猪崎の三段池公園総合体育館でこのほど開かれた。京都府福知山市駅南町のスポーツ用品販売店、ミツウマスポーツが主催。前田の日新中学校野球部(新城健人主将、16人)が協力し、運営や進行などを担当し、子どもたちに投げ方などを優しく教えた。
小学校の入学前から野球に触れ、早い段階で興味を持ってもらおうと、初めて企画。中学生が指導することで、大人が教えるより親近感を感じられるのでは-と考え、日新中野球部に協力してもらうことにした。
市内の園児11人が参加し、ランニングやストレッチをしたあと、ふわふわの軟らかいボールを使ってみんなでキャッチボール。中学生たちは「しっかり振りかぶって投げよう」などとアドバイスしながら、丁寧に指導した。
引き続きホームラン競争やストラックアウト、サークルベースボールをする時間もあり、良いプレーには中学生たちが全力で拍手。子どもたちは照れながらも、うれしそうにしていた。
2年生の新城主将は「このイベントをきっかけに、野球の楽しさを知ってもらい、野球の競技人口の増加につながればうれしい」と話していた。
写真=中学生たちが野球のコーチになって指導した