8カ月ぶりに対面授業を一部再開 福知山公立大、1回生は「友だち作りたい」
2020年09月29日 のニュース

京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学(井口和起学長)で後学期が28日に始まり、1月末以来約8カ月ぶりに対面による授業が再開した。
新型コロナウイルスの感染対策で、前学期は全てを遠隔授業としていたが、後学期からは体育やフィールドワークなどの一部を対面で行う。
学生には23日にオリエンテーションを行い、その2週間前には福知山に戻り体調管理をする期間を設けるように指導していた。
対面授業にしたのは小人数で受けられる実習や演習科目で、全科目の25%ほど。学生の多くは週に1、2回、対面授業を受けることになる。新型コロナ対策として、マスク着用や部屋の換気、席の間隔をあけるなどする。
地域経営学部の1回生、小坂晴さん(19)は新潟市出身で、今春福知山の下宿先に来てからは地元には帰っていないという。
「前期はオンライン授業ばかりで、友だちもできず寂しい気持ちだった。後期からは対面授業があるので、楽しみ。友だちを多く作りたい」と話していた。
写真=対面授業を受ける学生たち