隔年開催の例大祭がコロナで中止 「元気の灯り」をと住民が参道飾る竹灯籠作り

2020年09月30日 のニュース

 新型コロナウイルスの影響で、隔年開催の神社例大祭が中止となった京都府福知山市大門で、地元の住民たちが竹灯籠作りをした。参道に並べて「元気の灯(あか)り」にする。

大門は下豊富地区にある約60戸の集落。地元の八柱神社は2年に1度、秋の例祭を営んでいて、10月16日を宵宮、17日を本宮としているが、今年は感染防止のため神事のみとし、演芸奉納や模擬店を中止することが7月のうちに決まっていた。

それでも「祭りのにぎわいがないのは寂しい」と40代~60代の住民有志6人が相談し、「お宮さんに灯りをともそう会」を結成。多くの住民と一緒に楽しみたいと、竹灯籠の手作り体験会を企画して、各戸に参加を呼びかけるチラシを配った。

初めての試みで地区内の反応をつかめず、「人が来なかったらどうしよう」と不安もあったが、親子連れや高齢者ら幅広い年代から申し込みがあり、定員いっぱいの23組に達した。

 体験会は27日に地区公会堂で開催。密を避け、朝から夕方まで4班に分け、竹灯籠を各自1本ずつ作った。

市内の竹灯籠制作集団「竹一族の陰謀」(小川はじめ代表)が講師を務め、ともそう会のメンバーも指導補助にまわった。

住民たちは高さ約40センチ、直径約15センチの竹に電動ドリルで大小の穴を開けて、ハートや星など、きれいな模様をかたどっていった。

ともそう会の芦田拓也さん(53)は「会のメンバーだけで盛り上がるのとは違い、体験会に子どもから高齢者までたくさんの人が来てくれたのが何よりうれしく、やって良かったと思えました。点灯が待ち遠しい」と喜んでいる。


写真上=竹灯籠作りを楽しむ住民ら
写真下=LED電球を入れて完成した竹灯籠。優しい光が漏れる

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