市内最高齢者、109歳の河田さん祝福
2020年09月20日 のニュース

京都府福知山市内最高齢者、大江町二俣一の特別養護老人ホーム・五十鈴荘で暮らす河田あやのさん(109)に17日、市から祝い状と記念品が贈られ、長寿を祝福した。
河田さんは明治43年(1910)に大江町河守で生まれ、昔は河東地区の特定郵便局で事務作業の手伝いをしていた。
102歳の時に施設に入所。百人一首が好きで、職員が上の句を読むと、下の句を口ずさむ。職員が句を読み間違えると、言い直しをするほど記憶力が良い。
昨年から少し体調を崩すこともあるが、食事は食堂で介助されながら食べ、職員の声掛けにも笑顔でこたえている。
祝い状と記念品(カタログギフト)は、大橋一夫市長が五十鈴荘を訪れて渡す予定だったが、新型コロナウイルス感染予防のため、上垣智彦施設長(41)が伝達。河田さんは「ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。
市によると、7月1日現在で、来年3月末までに誕生日を迎える市内の101歳以上の長寿高齢者は80人、100歳は42人、99歳は57人となっている。
写真=祝い状を受け取る河田さん(五十鈴荘提供写真)