舞妓さんがラケット振るパンフでWマスターズをPR ソフトテニスの福知山
2020年09月13日 のニュース

世界最大級のアマチュアスポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の開催まで、9カ月を切った。多様な35競技59種目のうち、ソフトテニス競技は京都府福知山市で実施される。市実行委員会(会長・大橋一夫市長)では、独自のパンフレットを作って機運醸成を図るほか、参加者も募っている。
大会は国際マスターズゲームズ協会が主宰し、4年ごとに世界各地で開いている。おおむね30歳以上であれば誰でも参加でき、来年の開催地は日本の関西地域。陸上競技やサッカーなど各競技・種目が来年5月14日~30日に予定されている。
市実行委は大会や福知山に興味を持ってもらおうと、PRに力を注いでおり、パンフレット作成もその一環。全国に京都・福知山市での開催を印象付けるため、舞妓がソフトテニスをする写真を表紙に使った。A4判4ページで、競技の概要や参加条件、エントリー方法などを紹介している。

最終ページには、福知山城や御霊神社など、市内の観光名所と情報も掲載し、「明智光秀が築いた城下町」をアピール。多くの人の目に触れることで、観光面での盛り上がりにも期待を寄せている。
2万部を作成し、近畿の主要スポーツ店、施設などに置く。近隣で開催されるソフトテニス大会でも配布する予定。今後は外国語に翻訳し、外国人の参加者獲得への活用も検討するという。
■19日にはリハーサル大会■
ワールドマスターズゲームズ関西を主催する関西組織委員会では、新型コロナウイルス感染症が落ち着くことを前提に、計画通りの日程で開催できるよう、準備を進めている。11月4日には最終方針が報告される。
このような状況のなか、市実行委では、三段池公園テニスコートでのソフトテニス競技(5月15日~23日)に向けて、今月19日にリハーサル大会を開催予定。本番と限りなく近い流れで行うという。
写真上=舞妓さんがラケットを振る(写真協力:ワタキューセイモア)
写真下=完成したソフトテニス競技のパンフレット。福知山の観光PRも