福知山の路線バスに森の京都ラッピング
2020年08月20日 のニュース

京都府が展開する地域ブランド戦略「もうひとつの京都」のラッピングをした路線バスが、府内各地を走っている。福知山市内では2社が「森の京都」デザインの車両を走らせている。
新型コロナウイルス感染症の影響で利用客が減少している公共交通を支援し、各地域での観光需要喚起をめざした取り組み。17日から来年3月末までを運行期間とし、府内10社で1台ずつ走らせている。
黒地に「もうひとつの京都」の白抜き文字と金色のロゴマーク。舞鶴・丹後方面を走る「海の京都」はシンボルカラーの青い波、福知山や亀岡方面を走る「森の京都」は赤を基調にした木立、宇治方面の「お茶の京都」は緑の茶畑、長岡京方面の「竹の里・乙訓」は若竹色で竹林をイメージさせている。

福知山市内で運行しているのは日本交通(京都交通)と西日本ジェイアールバスで、日交は市民病院と前田・成仁学区を結ぶ路線を中心に、市街地路線の一部にも走らせる。JRバスは福知山-園部の園福線の便の中に組み込んでいる。
写真(上)=日本交通(京都交通)の「森の京都」バス。里山をデザインしている
写真(下)=西日本ジェイアールバスは正面もラッピング