IH予選の代替、京都府ソフトテニス選手権で成美ペア優勝
2020年08月11日 のニュース
インターハイ京都府予選の代替大会「京都府高校ソフトテニス選手権大会」が8、9両日、福知山市猪崎の三段池公園テニスコートで開かれた。各ブロックの予選を勝ち上がった男子、女子各64ペアがエントリー。男子の部で、福知山成美高校3年の八木祐壮君・濱中創君ペアが優勝するなど、地元勢が好成績を残した。
新型コロナウイルスの影響で、夏の全国高校総体(インターハイ)府予選が中止され、その代替大会として、府高校体育連盟ソフトテニス専門部が主催。密を避けるため、観戦は3年生の保護者に限ったうえで、健康調査票の提出を義務付けるなど、感染防止対策をとった。
本選に先立ち、7月25、26両日に、中、南、北西、両丹の府内4ブロックの選手権があり、各ブロックの男女ベスト16に入ったペアが出場した。インターハイ予選と違い、全国にはつながらない大会だが、どのペアも試合ができる喜びをかみ締めながら、全力でプレー。男女ともに個人戦のみで、7ゲームマッチのトーナメント戦をした。
地元勢は、男子の部で成美の八木君・濱中君ペアが優勝したほか、同校2年の北澤和也君・三方将統君ペアが準優勝。同校3年の辰巳裕二郎君・中島翔馬君ペアが3位に入った。
■増設したコートの使用を開始■
この大会では、来年5月に開かれる「ワールドマスターズゲームズ2021」のソフトテニス競技などのため、市が増設したコート2面が初めて使用された。さらに2面の増設工事も進んでいて、今年度中に完成予定。これが出来上がれば計20面になる。
写真=府内の強豪ペアたちが熱戦を繰り広げた