光秀ゆかりの寺と「青もみじ」 丹波市観光協会がパンフ
2020年08月08日 のニュース

「青もみじ」と歴史に親しんでもらおうと、丹波市観光協会はパンフレット「明智光秀ゆかりの寺 丹波もみじめぐり10ケ寺」を1万5千部作った。兵庫県丹波市内の道の駅などで配布している。
丹波市内は秋の紅葉が人気の寺院が多く、シーズンにはバスを連ねて観光客が訪れている。こうした寺院は、青葉の季節の眺めも美しいことから「木漏れ日にゆれる青もみじをめでて」と、夏場から楽しめるパンフレットを出すことにした。特に、大河ドラマ「麒麟がくる」で注目の明智光秀、光秀と戦った丹波の赤井勢にまつわるエピソードを前面に押し立てた。
A4判4ページ。光秀が乱暴狼藉を禁じて書いた「禁制」、馬の乗り入れを禁じた「下馬札」が残る円通寺(氷上町御油)、光秀が攻めた黒井城の北の城下にあたり、僧兵が赤井方に付いたため焼き討ちに遭った白毫寺(市島町白毫寺)などが盛り込まれ、光秀丹波攻めの史跡巡り案内にもなっている。
■本部事務所を春日町に移転■
丹波市観光協会は、7月に本部事務所を柏原町柏原の旧丹波市役所柏原支所庁舎内から春日町黒井、市商工会春日支所会館内に移した。これに伴い電話番号が0795(88)5810、ファクスが0795(88)5820に変わった。
舞鶴若狭自動車道春日インターから車で約5分。黒井城を見上げる春日文化ホールに隣接している。
写真=光秀や赤井勢にまつわるエピソードを寺院ごとに紹介したパンフレット