土用の丑に向けウナギ出荷準備に忙しく 由良川漁協
2020年07月20日 のニュース

21日の「土用の丑の日」を前に、京都府福知山市内記一丁目、由良川漁業協同組合は市内の料理店、鮮魚店に卸すウナギの出荷準備に追われている。職員が身をさばいたり、かば焼き作りに励んでいる。
漁協では静岡県・浜名湖産の養殖ウナギを取り寄せて、開いた身やかば焼きを飲食店などに卸している。18日から注文が増えており、作業は土用の丑の日の21日にかけてピークが続く。
体長は平均40センチほどで、職員の井上正吏さん(54)が包丁を使い手際よく開いていく。18日からの4日間で、約1千匹を開き、かば焼きにもする。
井上さんは「新型コロナウイルスの影響で、料理店に卸す数は、昨年より2、3割減っています。まだ暑くないので作業は楽ですが、暑い日が続くほうが、ウナギはよく売れます」と話している。
写真=次々とウナギが開かれていく