真に戦える陸上自衛官に 福知山で候補生65人が修了式

2020年06月30日 のニュース

 京都府福知山市の陸上自衛隊第7普通科連隊(小野田宏樹連隊長)は29日、今年度自衛官候補生の修了式を天田の福知山駐屯地体育館で行った。約3カ月間の前期教育を終え、引き締まった表情の65人が自衛官として決意を新たにした。

 修了したのは、18歳から30歳までの新隊員。4月から同駐屯地で、動きを合わせる基本教練や戦闘訓練、25キロの行進訓練などを重ねてきた。

 修了式は新型コロナウイルスの感染予防のため、家族や来賓は呼ばず、隊員のみで挙行した。修了証書授与のあと、小野田連隊長が「使命を果たせるよう立派な自衛官になってほしい」と激励。候補生代表の伊橋恵斗さん(20)は「同期の絆を忘れず、それぞれの任地で、真に戦える自衛官になることを誓います」と決意の言葉を述べた。

 候補生は7月3日までに2等陸士となり、その後、それぞれの適性に合わせて全国各地の駐屯地に配属され、約3カ月間の後期教育を受ける。
 
 
写真=入場する修了隊員

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