大橋氏「自治会を歩いて回る」 市長再選から一夜明け決意新たに
2020年06月15日 のニュース

福知山市長選挙から一夜明けた15日朝、再選を果たした大橋一夫氏(66)は北羽合の後援会事務所で会見を開き、1期目で進めてきた「持続可能な発展性のあるまちづくり」を基盤にして、2期目は「次のステップにつなげ、具現化する4年間に」と誓いを新たにした。
AIやICTを活用して地域課題を解決する「スマートシティ構想」、福知山市民病院大江分院で遠隔医療の実証実験を開始すること、福知山公立大学や産業支援センターと連携した新たな起業の推進などに意欲を示し、「理解を得ながら進めたい」とした。
「多くの市民の方から支援をいただき、当選させてもらいありがたい。責任の重さを改めて感じている」とし、相手候補からあった「現場の声が届かない」という指摘については、市長自ら市内の自治会を歩いて回る事業に取り組むという。
争点のひとつとなった周辺部の地域振興については、「暮らしの利便性を高め、住み慣れた地域で住み続けたい人に対して、新しい生活交通のネットワークなど、できる限りの支援をしたい」と説明した。
昨夜は睡眠3時間だったと言い、声をからして会見に臨んだ。
写真=2期目の抱負を述べる大橋氏(15日午前10時20分ごろ)
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