「女子の甲子園」全国高校女子硬式野球選手権、中止決定
2020年05月29日 のニュース

「女子の甲子園」とされる、全国高校女子硬式野球選手権大会が、今年は中止されることになった。第24回として7月25日から8月2日まで兵庫県丹波市内の2会場で開催予定だったが、コロナウイルス感染症対策が難しいことなどから判断した。
大会会長(丹波市市長)と全国高校女子硬式野球連盟会長の連名で29日に発表した。
丹波市の、つかさグループいちじま球場を主会場に開催しており、昨年は全国から32校・チームが参加して女子の高校野球日本一をめざし、ひたむきに白球を追った。
今年については、コロナの警戒がまだ必要なことや、長期休校により夏休みが短縮されて大会開催が学業の支障になりかねないことなどを踏まえ、「苦渋の決断をした」としている。
今後、感染が拡大しなかった場合には、10月中旬をめどに、女子高野連単独主催で代替大会を計画するという。
写真=32チームが出場した昨年の大会(福知山成美-神村学園)