国の布マスク、ようやく福知山で配布開始

2020年05月21日 のニュース

 新型コロナウイルス感染予防策として、政府が全世帯へ配る布マスクの配達が京都府北部でも始まった。福知山市では20日に開始。福知山郵便局によると、今回は第1陣の配達で、市内の約3万6400世帯のうち8割の約2万8800世帯に配るという。

 政府の布マスク支援は4月7日、約466億円の予算額で閣議決定された。1世帯に2枚届く。「アベノマスク」と揶揄(やゆ)され、一部には不良品が見つかり、回収される問題も起きた。

 京都府内では13日から、京都市などから順次配達されている。福知山市内の第1陣分は3日ほどで配り終える予定だが、第2陣の発送は未定。厚生労働省によると5月中には全世帯へ届くという。

 布マスクを受け取った市内在住の男性は、「今さらって感じでびっくり。緊急事態宣言の時はマスクが品切れ状態だったが、今は市内の店舗にも並んでいる。必要なところに使ってもらおうかと考えています」。50歳代の主婦は現物を手にして「小さいとは聞いていましたが、本当に小さくて子ども用みたいですね」と話していた。
 
 
写真=市内で配布が始まった国の布マスク

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