福知山城からテレワーク? 市が仮想背景画像作る
2020年04月27日 のニュース
「オンライン会議で使って」
新型コロナウイルス感染拡大防止でテレワークやオンライン会議を導入する動きが広がっていることに着目して、京都府福知山市が「明智光秀ゆかりの福知山城」をPRする、ビデオ通信用の仮想背景画像を作成した。市ホームページから無料でダウンロードできる。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の影響で話題の福知山城天守閣(内記一丁目)だが、感染拡大防止の臨時休館が続き、市は城を活用するまちおこしに苦戦を強いられている。
そんな中、同じく感染拡大防止の観点からオンライン上で会議や懇談をする人が増えてきている。手軽で便利な一方で、自室などプライベート空間が映り込んでしまうことを不安視する声があることに需要を見込み、市は休館中でも城のPRができる背景画像を作った。
画像は、初夏の城の遠景、雪舞う真夜中の城、石垣、光秀のオリジナルイラスト、休館中の城内からの生中継風に見えるものもあり、全部で7種類。
市は「外出自粛の日々が続きますが、仕事でもプライベートでも福知山城にいる気分で楽しく過ごしてもらえたら。多くの人に使ってもらうことで福知山のアピールに」と期待している。
写真上=「初夏の福知山城遠景」を背景にした画像
写真下=映り込むプライベート空間隠しにも役立てて