コロナに負けないぞとコイノボリ 中六福祉推進協
2020年04月26日 のニュース

京都府福知山市下地の大内橋付近に、コイノボリ約30匹が揚げられている。子どもたちの健やかな成長を願い、中六人部地区福祉推進協議会(大槻良博会長)が取り組んでいるもので、22年目になる。今年は全国で感染拡大する新型コロナウイルスに負けないように、との願いも込める。
コイノボリは地区の人から寄せられたもので、マゴイや子どものコイなどを、18日に推進協のメンバーが取り付けた。川の両岸に立てた高さ5メートルほどの竹にロープを張り、川の上を泳ぐような形で3列に揚げる。
例年なら、地元の保育園児や福祉施設の利用者、地域の人が集まり、お披露目会を行うが感染防止のため今年は中止した。
大槻会長(70)は「お披露目会ができなくて残念だが、新型コロナに打ち勝って、子どもたちにはすくすくと育ってほしい」と話している。
5月6日まで揚げる予定。
写真=大内橋付近のコイノボリ