カピバラが仲間入り 福知山市動物園
2020年03月27日 のニュース
京都府福知山市猪崎、三段池公園内の市動物園(二本松俊邦園長)に、このほどカピバラが仲間入りした。園は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、27日まで臨時休業となっていて、再開する28日から一般公開となる。
カピバラは齧歯目のテンジクネズミ科で、ブラジル南部やアルゼンチン北部に生息している。
園にやって来たのは兵庫県丹波市の移動動物園で飼育されていた3歳の雄で、体重は20キロ、体長60センチで体高は40センチ。
とてもおとなしく、食欲旺盛でキャベツが好物という。園では以前アライグマのランちゃんがいた場所で飼育。円形の飼育所の周りにフェンスを取り付け、新しい小屋も造った。
フェンス越しに来園者が餌を与えることができるようにしている。
今後名前を付ける予定で、二本松園長(75)は「足に水かきがあるのが特徴で、ゆっくりと歩く姿がかわいらしく、園の人気者になりそうです」と話している。
写真=おとなしい性格のカピバラ。キャベツが好物