JR福知山電車区に「光秀特急」 287系をラッピング
2020年03月12日 のニュース
大河ドラマ「麒麟がくる」の放送に合わせ、京都府福知山市オリジナルの明智光秀のイラストを車体にラッピングした特急列車が、JR山陰線と福知山線を走っている。
福知山光秀プロジェクト推進協議会が、光秀が築いた城下町と福知山光秀ミュージアム(新型コロナウイルスの影響で休館中)を、京阪神地区の乗客らへアピールする機会にと企画し、JR西日本の協力を受けて1月末から取り組んでいる。
ラッピング車両は、JR西日本福知山電車区に所属する287系4両編成1本。イラストは6種類、11点を使った。
人気ゲームのキャラクターデザインなどで知られる武将画の絵師、諏訪原寛幸さんがデザインした、羽織に市章を配した光秀、華麗な麒麟のイラスト。福知山城や光秀の霊を祭る御霊神社の写真とイラストも組み合わせ、大判ラッピングフィルムにして貼り付けている。車内のシートに光秀が座っているように見えるデザインもある。
運行は6月中旬まで。京都-城崎温泉を結ぶ「きのさき」や京都-天橋立間を走る「はしだて」、新大阪-城崎温泉を運行する「こうのとり」の一部で利用されている。一日2、3往復する。
写真=光秀のイラストをラッピングした特急車両(JR福知山駅で)