「この地球に存在している奇跡に感謝を」 成美高で卒業式
2020年02月20日 のニュース

京都府福知山市水内の福知山成美高校(兒島裕之校長)で20日、第70回卒業式が開かれた。卒業生274人(男子165人、女子109人)は、列席した保護者や恩師らへ感謝の気持ちを伝え、将来に向けて決意を新たにした。
体育館で式典が開かれ、大きな拍手に迎えられながら卒業生が入場。クラス担任が一人ずつ名前を呼び、代表者が兒島校長から卒業証書を受け取った。
兒島校長は式辞で、昨年3月に開かれた第91回選抜高校野球大会に出場した野球部をはじめ、各クラブの活躍をたたえたあと、「この地球に存在している奇跡に感謝し、人として最高の状態を目指して大きく羽ばたき、最高の幸せを獲得してください」と伝えた。
このあと、在校生代表の藤川結花さんが送辞、卒業生代表の金山花梨さんが答辞を述べた。
東羽合の京都共栄学園高校でも同日、卒業式が行われ、197人(男子121人、女子76人)が巣立った。
市内の府立3高校と福知山淑徳高校は、28日に予定している。
写真=卒業証書を受け取る卒業生代表(20日午前10時5分ごろ)