西武ライオンズの森脇投手が抱負 「今年は50試合登板を」
2020年01月08日 のニュース

京都府福知山市土(つち)出身で、プロ野球埼玉西武ライオンズに所属する森脇亮介投手(27)が8日、両丹日日新聞社を表敬訪問した。即戦力としてリーグ優勝に貢献したプロ1年目を振り返るとともに、「今年は50試合登板を目標にがんばりたい」と抱負を語った。
森脇投手は175センチ、70キロの右投げ右打ち。小学1年生から地元の遷喬ジャガーズで野球を始めた。その後、日新中学校、京都市立塔南高校へと進んだ。高校時代は1年春からベンチ入りし、同年秋にはエースとして近畿大会に出場した。
日本大学を経て、社会人野球・セガサミー(東京都)に所属すると、都市対抗や日本選手権に出場するなど、1年目から主戦格として活躍。2018年のドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから6位指名を受けた。
開幕は二軍で迎えたものの、5月に一軍昇格。同月6日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、7回表に4番手として登板してデビューした。同月15日の福岡ソフトバンクホークス戦では、2番手として3回を無失点に抑え、念願のプロ初勝利を飾った。
「初登板はさすがに緊張したけど、楽しいシーズンだった」と振り返るルーキーイヤーは、140キロ台後半の直球と落差のあるフォークを武器に、中継ぎとして29試合に登板。2勝1敗2ホールド、防御率4・94の成績で終えた。
森脇投手は「いい日もあれば、悪いときもあったので、波をなくすことを心掛けたい。今年は50試合登板と防御率2点台が目標で、キャンプではコントロールの改善に努めたい」と意気込む。
地元のファンに対しては、「活躍する姿をたくさん見せられるよう、精いっぱいがんばりたい」とし、温かい応援に感謝していた。
引き続き市役所も訪れ、大橋一夫市長や市スポーツ協会の福間誠一・副会長らと面談した。
写真=両丹日日新聞社を訪れた森脇投手(8日午前10時10分ごろ)