地域に根ざし、視野は世界に 情報学部の正式認可受け公立大

2019年11月28日 のニュース

 京都府福知山市西小谷ケ丘の福知山公立大学(井口和起学長)に、来年4月から情報学部情報学科(学年定員100人)を開設することが正式に認可されたことを受け、市と公立大は、市役所で記者会見を開いた。情報学部長に就任予定の京都大学大学院情報学研究科の西田豊明教授も出席し、同学部の教育の特色などを説明した。

 公立大は今年3月、文部科学省に情報学部情報学科の設置認可を申請。今月15日に大学設置・学校法人審議会が設置を認める答申を出し、19日付で文部科学大臣が正式に認可した。

 これで来年4月からは従来の地域経営学部地域経営学科、同医療福祉経営学科と合わせて2学部3学科になり、来年度の入学定員は計200人に倍増した。

 25日に開いた記者会見には井口学長、大橋一夫市長、西田教授らが出席。地域協働型教育研究を展開し、地域に根ざし、世界を視野に活躍できる高度な知識、技能を持つ人材を育てる-とした。

 井口学長は「市民から認可が遅かったのではないかと心配をいただいたが、本年度から文部科学省の学部申請の審査が厳しくなり、さらに、制度的にすべての大学の学部新設の審査終了後、発表されたことが理由」とし、「学生募集は遅れたが、懸命に努力している」と報告した。

 情報学部の教育の特色については西田教授が説明。情報活用の具体的な事例から出発し、段階的に原理に近付いて専門性を高める帰納的学習▽学生たちが主体的に取り組むアクティブラーニング型の学習プログラム▽AI(人工知能)、データサイエンス、ICT(情報通信技術)を軸にした高度なプロフェッショナルを養成するためのガイドライン-などを挙げた。


■井口学長の再任内定、任期2年■


 大橋市長は今年度で任期を終える井口学長の再任(2020年4月1日から2年間)が内定したことを発表。「市としてもしっかりバックアップし、大学の知見を生かして情報技術を核とした市の産業振興や行政サービスの向上をめざし、北近畿全体の地域創生に取り組んでいきたい」と語った。

 井口学長は次期の課題として「2学部それぞれ独自の活動を展開し、連携も実現させ、文理融合の教育研究活動で地域協働型研究を一層進める。適切で効率的な法人財政の改善と安定化へ取り組む」などと述べた。

 情報学部棟を設けるため従来の1、3号館の大改修も進めている。専任教員は18人(教授8人。准教授6人、講師4人)を配置する。
 
 
写真=記者会見する井口学長(左)と情報学部長就任予定の西田教授

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