谷垣禎一氏を福知山市が名誉市民に
2019年11月26日 のニュース

福知山市は25日、来月2日に開会する市議会12月定例会に上程する27議案を発表した。今年度一般会計補正予算案のほか、6人目の名誉市民選定、福知山鉄道館ポッポランド再建へ個人から2億円の寄付を受けることなどを盛り込んでいる。
市は、財務大臣などを歴任し、秋の叙勲で旭日大綬章を受けた谷垣禎一氏(74)を名誉市民に選定すると発表した。
谷垣氏は福知山を地盤に、衆院選京都5区選出で旧京都2区時代の1983年から12期34年にわたり国会議員を務めた。財務大臣、国土交通大臣、法務大臣などを歴任。自民党が野党に転じたあとの2009年から3年間は党総裁として先頭に立ち、政権奪還への土台を築いた。
市議会の議決が得られれば、谷垣氏は6人目の名誉市民。父親の故・専一文部大臣も名誉市民であり、親子での選定となる。顕彰日は来年1月1日。
写真=国道429号の視察で当時の山田府知事(右)や地元住民らとともに改修促進へ気勢を上げる谷垣氏(中央)=2014年11月、法用で