最多勝でベストナイン選出 女子プロ野球植村投手がシーズン報告

2019年11月18日 のニュース

 京都府福知山市池部出身で、女子プロ野球チームの京都フローラに所属する植村美奈子投手(26)が、シーズンオフに合わせて帰郷し、16日に両丹日日新聞社を訪れた。投手部門で最多勝利と最高勝率、最多奪三振のタイトルを取り、ベストナインに選出。大活躍したプロ9年目のシーズンを振り返り、来年の抱負を語った。

 今季の女子プロ野球リーグは、京都フローラと愛知ディオーネ、埼玉アストライアの3球団が、春季、夏季、秋季の各リーグで戦った。京都フローラは春と夏を制した。

 植村投手は、春季リーグで2勝と出遅れたが、夏と秋に合計9勝し、左のエースとして活躍した。安定した投球で、11勝3敗で勝率7割8分6厘、自己最高の65奪三振を記録した。防御率は1・95で、このタイトルは逃したが、投手部門で夏、秋のMVPも獲得。年間MVPに輝いた2015年に匹敵する好成績を残した。

 「年間を通して体のコンディションが上々で、テンポ良く投げることができた。生命線の、右打者の内角に投げる直球が決まり、三振もよく取れて充実した1年だった」という。

 また7月に福知山から近い春日スタジアム(兵庫県丹波市)であった凱旋試合で、無四球完封で勝利したことにも触れ、「所属していた庵我少年野球クラブが応援に来てくれて、子どもたちにかっこいい姿を見せられて良かった」と顔をほころばせた。

 女子プロ野球は、リーグに所属する選手71人中36人が、今季限りで退団することが発表されるなど、来季のリーグがどのようになるか不透明な状況にある。しかし、植村投手は「観戦に来てくれるファンに、女子野球のすごさをプレーで伝えるだけです」ときっぱり。

 来季について、「まずは優勝をめざしてがんばりたい。個人での目標は、最優秀防御率のタイトル獲得です。女子野球が、もっと世界で注目されるようになれば」とし、「完全試合を達成したりすることで、注目されるようにしたい」と熱く語った。
  
 
写真=「女子野球が世界で注目されるようにしたい」と話す植村投手(両丹日日新聞社で)

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