丹波と播磨姫路の甲冑隊が福知山で交流 城を背に威風堂々記念写真
2019年09月24日 のニュース

兵庫県姫路市の播磨甲冑倶楽部(田中密義会長)が京都府福知山市を訪れ、丹波福知山手作り甲冑隊(寺本吉勝隊長)と交流した。互いの活動紹介のほか、福知山城で記念撮影などをして、親睦を深めた。
播磨甲冑倶楽部(姫路城甲冑隊)は、「甲冑を着て観光客をもてなしたい」と田中会長が2009年に発足させた。毎週日曜日に姫路城周辺で写真撮影に応じており、道案内などもしている。
今年で結成から丸10年を迎え、記念旅行を企画。この中で、福知山市にも甲冑隊があることを知り、旅行の行程の中に盛り込んで21日に10人が訪問し、初めて顔を合わせることになった。
手作り甲冑隊の5人が迎え、駅前町の市民交流プラザで交流した。寺本隊長は、福知山では紙で本物そっくりに甲冑を作っていることや、福知山城の石垣の魅力などを紹介。田中会長も活動内容などを説明し、「これからも末永くお付き合いを」とあいさつした。
互いのメンバーが自己紹介したあと、みんなで談笑。甲冑倶楽部の甲冑は業者から購入しているといい、仕様の異なる互いの甲冑を興味深く見ていた。また播磨甲冑倶楽部のメンバーには、それぞれ武士名がついており、「うちも武士名をつけようかな」と福知山甲冑隊。さまざまな話題で盛り上がった。
この日は小雨が降るあいにくの天気だったが、福知山城や近くの昇龍橋などで記念撮影もした。このあと甲冑倶楽部のメンバーは宮津市へ移動し、一泊して市内観光を楽しんだ。
写真=福知山城を背景に昇龍橋で記念撮影した