統合を前に最後の運動会 3小学校で風船飛ばしや人文字撮影など
2019年09月18日 のニュース
秋晴れに恵まれた15、16両日、京都府福知山市内の小学校9校と中学校1校で運動会、体育祭があった。児童数の減少を受け、今年度で閉校する猪野々の金谷、私市の佐賀、勅使の天津の3小学校では歴史に残る最後の運動会にと工夫を凝らした。3校は来年度から、それぞれ別の小学校と統合されるが、運動会で地域のつながりを再確認した。
金谷小学校(赤井暁子校長、11人)は、これまで小学校主催と金谷地区公民館(衣川孝行館長)主催と別の日に運動会を行っていたが、今回は初めて合同で開催。金谷保育園からも園児らが参加した。
いつもより大人数で賑やかな運動会になり、飛び入り参加も可能なパン食い競走などで子どもから大人までが一緒に楽しんだ。
また、昼前には会場にいる人全員でグラウンドに「金谷」の文字をつくりドローンで記念撮影をした。
5年生の柴田悠羽さん、細見莉心さんは「いつもと盛り上がりが違い、みんなで競技をするのが楽しいです。良い思い出になりそうです」と笑顔を見せていた。
このほか佐賀小では天然素材の風船にメッセージを付けて飛ばし、天津小でも校章を人文字で描いてドローン撮影した。
写真=みんなで作った人文字(金谷小で)