夜空に広がる幻想の光 子どもたちの夏の思い出作りにスカイランタン

2019年08月19日 のニュース

 LED電球を入れた風船「スカイランタン」を夜空に浮かべるイベントが、京都府福知山市猪崎の三段池公園大はらっぱ広場周辺で17日にあった。約2千人(主催者発表)が訪れ、暗闇に淡い明かりが広がる幻想的な光景に、感嘆の声を上げた。

福知山商工会議所青年部(岸本道徳会長)が主催する簿福知山踊りのイベント「ドッコイセこども大会」の企画の一つで、当初は15日に広小路通りで予定していたが、台風10号の影響で延期した。両丹日日新聞社など後援。

2013年の福知山花火大会屋台爆発炎上事故以降、夏の福知山の一大風物詩だった花火大会が開催されておらず、子どもたちに夏の思い出をと初めて取り組んだ。

日をずらしての開催となったが、会場には多くの人が詰めかけた。こども大会に参加した子どもらには無料で、一般来場者には有料でスカイランタンが配られた。

各自がスカイランタンにつないだ糸を握って待機し、午後8時ごろにいよいよ夜空へ。アナウンスに従いみんなで「ドッコイセ」の声をそろえて一斉に上げた。

しばし続く光のショーに、「きれい」「映画みたい」など、あちこちではしゃぐ声が聞こえ、思いおもいに夏の夜の一時を過ごした。


写真=幻想的な光景が広がった

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