自分見つめ直す機会に 子ども禅のつどいに63人
2019年07月26日 のニュース
曹洞宗の寺院でつくる中丹ブロック青少年教化協議会(河野朗春代表教区長)は24日、京都府福知山市多保市の善光寺(大山義道住職)で、「夏休み子ども禅のつどい」を開いた。市内外の小中学生63人が参加し、坐禅を体験した。
「学びと修行」がテーマで、子どもたちが自分を見つめ直す機会になればと催した。善光寺で開講式があり、近くのプラント3福知山店で、バックヤードを見学。再び寺に戻り、坐禅堂で坐禅体験をした。
子どもたちは、「背筋を伸ばし、お尻と両ひざで体を支えて」など、坐禅の組み方や礼儀作法などを教わり、鐘の合図とともに開始。昼食後で、眠ってしまいそうになる子もいたが、静かに集中して取り組んでいた。
このあと下絵をなぞって仏画を描く写仏や、学校の宿題をする時間も設けた。
最後はレクリエーションとして、河野代表教区長が手品を披露。子どもたちを楽しませた。
写真=集中して坐禅に取り組む子どもたち