人形劇に笑い声 みかんの木文庫お楽しみ会
2019年07月01日 のニュース
京都府福知山市かしの木台で、民家を子どもたちの図書館として開放している家庭文庫・みかんの木文庫(仲野恵子代表)が6月29日、地区の集会所と隣接するホールでお楽しみ会を催した。人形劇や読み聞かせのほか、おもちゃ作りの体験、日用品と食料品のバザーがあり、子どもたちや保護者らでにぎわった。
1989年から続けている催しで、文庫スタッフと応援スタッフ、普段文庫を利用している子どもたちが、お楽しみ会の運営をしている。広い場所でのんびりと買い物をしてもらおうと、今年から日用品、食料品などのバザーはホールで開いた。
読み聞かせなどの催し開始を知らせる太鼓が鳴ると、子どもたちがホールに敷かれたゴザの上に集まった。舞台では大型絵本、手遊び、物語にアレンジを加えた「はらぺこあおむし」「赤ずきん」をタオルを使った人形で上演した。
コミカルな人形の動きやせりふに笑い声が上がり、動きのある場面では一緒に体を動かしながら楽しむ子どももいた。
催しが終わるとバザーが始まり、たくさんの人が手作りの焼き菓子や日用品などを買い求めた。集会所の2階では手作りおもちゃのコーナーもあり、子どもたちがマジックコマ、ミニエアバズーカなどを作って楽しんだ。
写真=舞台での催しを多くの子どもらが楽しんだ