水害に備えポンプ車排水訓練 土師川で福知山市
2019年06月12日 のニュース
京都府福知山市は11日、土師宮町の由良川と土師川の合流点付近で、市が所有する排水ポンプ車全3台の排水訓練をした。ホースなどの接続、水中ポンプの操作手順などを確認し、万が一の水害に備えた。
出水期を迎え、豪雨などで内水被害の発生が想定される際、的確な作業で迅速に排水が開始できるようにと実践的な訓練を行い、上下水道部と建設交通部の職員ら30人ほどが参加した。
荒河の福知山終末処理場に配備する2台、市役所大江支所に配備の1台を使用。排水能力は、それぞれ毎分最大30トンで、雨水排水路から土師川へ排水が開始されると、勢いよく水が噴出した。
市は「排水ポンプ車なども活用して、安全を確保できるようにしたい。市民のみなさんにも、早期の避難など、自助の部分をお願いしたい」としている。
写真=ポンプ車3台が勢いよく水を排出した