レストランや温泉が割り引きで消防団応援 福知山でスタート
2019年04月01日 のニュース

京都府福知山市の市消防本部は4月から、市消防団員がいろいろな特典を受けられる「市消防団応援の店」の取り組みをスタートさせた。協力店舗を団員が利用した際に、飲食料金などが割り引かれるもので、新団員の確保に役立てる。
市消防団(池澤徹団長)は現在1772人の団員が所属しているが、少子化などの影響で、年々団員数が減少している。
応援の店には、これまでにレストラン、スイーツ店、カフェ、温泉などを営業する市内の10事業所が登録。消防本部が団員に配布する「消防団員カード」を、店舗利用時に提示することで、特典を受けられる。特典としては、入浴料、商品などの割引、ワインフルボトルのサービスをする店などがある。
団員本人が対象だが、店舗によっては家族らも対象にするところがある。今後、協力店を増やしていく予定。
写真=消防団員カードと店舗の表示証