【由良川】11月に落ちアユ漁解禁 例年より上流で釣果期待

2023年10月19日

 体に婚姻色と呼ばれるオレンジ色の模様が浮かぶ「落ちアユ」の漁が11月1日午前6時、京都府福知山市内などの由良川本流、支流で解禁される。産卵や産卵を終えて川を下るアユで、体長15センチ~25センチほどが期待できる。

 由良川漁業協同組合(日和隆組合長)が管理しており、産卵期の10月は禁漁にしている。また、産卵保護のため、同15日までは音無瀬橋から下流での網漁は禁止する。

 6、7月は雨で水位が高く、漁に入れる日が少なかった。一転して8月は雨が降らず水位が下がり、釣りは不調だったが、網漁は好調だった。漁協によると「雨などの要因で全体的な釣果は減っていますが、魚はたくさんおり、漁に入れる日には例年以上の漁獲量が出ています」という。

 現在も水位は下がっており、漁協は「音無瀬橋付近の上流まで多くのアユが残っています。今後、大雨が降れば一気に川を下る可能性はありますが、現状が続けば、例年より上流でも多くの釣果が期待できそうです」としている。

 アユ漁は遊漁証が必要で、市内の釣具店などで販売している。

 問い合わせは由良川漁協、電話0773(22)2844へ。

週末の舞鶴湾の潮位

【21日】
満潮=4時36分(41センチ)
干潮=13時33分(15センチ)

【22日】
満潮=5時41分(40センチ)
干潮=14時55分(15センチ)

 

写真(クリックで拡大)=8月に漁協へ持ち込まれたアユ

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。