コンニャクの花咲く 「10年育てて初めて」 夜久野町の大畑さん宅

2025年06月04日 のニュース

 京都府福知山市夜久野町門垣の大畑由美子さん(67)が野菜を育てる自宅敷地内の畑で、コンニャクの花が咲いた。10年ほど育ててきた中で初めてのことといい、驚きながらも興味深く成長を見守っている。

コンニャクは一般的に、種イモを植えてから3年目に収穫したものを食品用にする。花は作付けから4年以上経過した初夏に咲くことがあるため、あまり目にする機会がない。赤紫色で細長い独特の形状と開花時に発生する悪臭から、英語では「デビルズタン(悪魔の舌)」と呼ばれている。

大畑さんは、昨秋に収穫したコンニャクイモの中で、ほかと比べて少し小さかったものを、もみ殻と一緒に発泡スチロールの箱に入れて自宅に保管していたところ、今年の4月上旬、イモから芽が出てきているのを発見した。

畑に移したあとは、霜に当たって枯れてしまわないように覆いをかけて大切に見守っていると、ぐんぐんと成長。現在では高さが60センチほどにまで伸びている。

大畑さんは「コンニャクの花を見るのは初めてで、ご近所さんにも見せると『珍しい』と盛り上がりました。今後の成長も楽しみですし、花が咲いたイモが食べられるのかも気になります」と話していた。


写真(クリックで拡大)=畑に咲いたコンニャクの花

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