ゴルフ国際大会13-14歳の部で優勝 日新中2年の大槻さん
2024年04月23日 のニュース
京都府福知山市在住で、日新中学校2年の大槻呼幸さんが、オーストラリアで開かれたゴルフの国際大会「ジュニアエイジディビジョン ゴルフチャンピオンシップ」で優勝した。10日~12日の3日間の日程で行われ、2日目を終えた段階で首位と5打差の2位だったが、最終日の猛チャージで頂点に。招待制のジュニア世界4大会への切符も手にした。
オーストラリアの大会には、全世界から選手が集い、大槻さんが出場した13、14歳女子の部には約30人がエントリー。3日間の各日18ホール・ストロークプレーの合計スコアで、順位を決めた。
初めての海外大会となった大槻さんは、初日のスコアを72とし、首位と1打差の2位に。しかし2日目は前半に1メートル以内のパターを外して調子を崩した。立て直せずにスコア74に落とし、首位に5打差をつけられて終了した。
そして迎えた最終日。一緒にラウンドする組の選手たちが前半にバーディーを連発し、「私も負けてられない」と奮起。6バーディーを奪うなど、今大会同部のベストスコア69をたたき出して合計スコアを215とし、2位と3打差で優勝した。
大槻さんは「3月末の世界ジュニア日本代表選抜西日本決勝大会は、あと一歩のところで代表になれず悔しい思いをしていたので、絶対に優勝すると誓って挑みました。良い結果につながって、うれしいです」と喜ぶ。
今回の優勝により、7月のラスベガスとカリフォルニア、来年7月のアイルランド、ニューカレドニア(開催日未定)の4つの世界大会への出場権を獲得。特にアイルランドの大会は、世界最大の招待制ジュニア選手権という。
日程などの都合がつく大会には出場する予定で、「4大会を含めて、中学生のうちに招待制世界大会で必ず優勝します」と宣言。「国際大会で海外の選手とコミュニケーションを取るために、英語もしっかり勉強していきたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=トロフィーを手に優勝を喜ぶ大槻さん