ノロウイルスに注意して 衛生協会が巡回検査
2023年12月09日 のニュース
京都府福知山市衛生協会(友繁諭会長)は、冬季ノロウイルス食中毒対策として5、6両日に協会加盟の店舗を巡回し、検査機器を使って「汚れ度」をチェックした。
ノロウイルス食中毒予防強化期間(11月1日~来年2月29日)中の取り組み。協会では、これまでからノロウイルスによる食中毒が発生しやすい冬の時期に巡回を実施してきたが、新型コロナウイルス感染の影響で2020年から3年間は中止していた。
協会の食品衛生推進員と食品衛生指導員らが、2日間で14店舗を巡回。洗浄度を検査する機器を使い、調理人の手指や厨房にある調理台、まな板、冷蔵庫の取っ手などの拭き取り検査をした。
汚れ度の高い数値が検出されると、推進員たちが調理人らに「きれいに洗い直してください」などと促した。
巡回を受けた店主は「こうして来ていただけると大変ありがたい。普段から衛生には気を付けたいと思っています」と話していた。
友繁会長(63)は「ノロウイルスの食中毒が全国的に多発しているので、各店舗のみなさんには、季節を問わず、衛生に気を付けてほしい」と呼びかけている。
写真(クリックで拡大)=調理台の拭き取り検査もした