ジャパンフェスで上位入賞 府立工業ジャズバンド
2023年09月26日 のニュース
福知山市石原、京都府立工業高校の吹奏楽部「マンボウ・ジャズ・バンド」が、神戸市で夏に開かれた第38回ジャパン・スチューデント・ジャズ・フェスティバルに出演し、神戸市教育長賞を受けた。ソプラノサックスを吹いた副部長の東優梨さん(3年)が個人賞「ナイスプレイヤー賞」に輝いた。
フェスティバルは、日本学校ジャズ教育協会関西本部などの主催で開催。中高生のビッグバンドによるジャズの祭典で、中学、高校の部に分かれて演奏を披露した。
高校の部に出たのは24団体。マンボウはほぼ毎年出演していて、今年は2、3年生23人が管楽器やドラム、ベース、ギター、パーカッションなどで、ジャズ曲「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」とロックの曲「ボディ・スナッチャーズ」を演奏した。
フェスティバルに向けて本格的な練習を始めたのは7月中ごろ。全体やパートごとの練習に励み本番に臨んだ。
2曲とも変拍子のある難しい曲だが、聞きやすいようにアレンジ。当日は息の合ったアンサンブルを披露し、5位相当の神戸市教育長賞を受けた。
東さんはボディ・スナッチャーズでの演奏が認められ受賞。「少しミスがあったので、まさか受賞できるとは思っていませんでした。最後の大会で受賞できて良かったです」と喜んでいた。
興梠隼明部長と衣川菜々子副部長(ともに3年)は「披露した2曲は雰囲気が違う曲なので、切り替えて演奏に集中しました。練習通り、楽しく演奏することができました」と話していた。
■10月8日にコンサート■
マンボウ・ジャズ・バンドは10月8日午後6時から、綾部市里町の府立中丹文化会館で「マンボウジャズコンサート」を開く。入場無料で、フェスティバルで披露した2曲も演奏する。JR綾部駅北口から送迎バスが出る。
写真(クリックで拡大)=神戸市教育長賞受賞を喜ぶ部員たち