台風7号:浸水被害家屋で消毒作業 大江を中心に80軒を予定

2023年08月20日 のニュース

 京都府福知山市は、台風7号で床上、床下浸水があった一般家屋で、防疫のための消毒作業にあたっている。個人、自治会を通じて依頼のあった家屋が対象で、約80軒を見込む。初日の18日は大江町下町の3軒を職員が2人1組で回り、隅々まで薬剤をまいた。

 大江町下町は山に沿った高台の地域だが、山から大量の水が流れ出し、通り道となった民家で浸水被害が出ている。

 消毒を受けた63歳の女性宅は、床上浸水だった。「気づいたら家の周りが川のようになっていて、ドアを開けると一気に水が入ってきました。すぐに避難しましたが、まさかこんな高台で浸水するとは思わず、怖かったです」と災害時を振り返る。「消毒はありがたいです。床の泥などはひとまず落ち着きましたが、まだいろいろと片付けが残っています」と疲れた表情を見せた。

 消毒作業は21日以降、大江地域や上川口地域などを中心に順次進めていく。また、自身で消毒作業をする場合は、市民課、大江支所で薬剤を配布している。

 問い合わせは市民課、電話0773(24)7020へ。

 

写真=大江町下町で作業する市職員

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。