車掌みたいな腕章が会員証　福知山鉄道館応援サポ

　福知山鉄道館フクレルの8月下旬の開館に向け、京都府福知山市は「フクレル応援サポーター」を市内外から募る。個人、企業があり、個人サポーターは年間入館料が無料になり、限定のプレミアムイベントも。企業サポーターは館内のジオラマなどに企業名が出せる。受け付けは12日から。

　個人サポーターはＡ、Ｂの2種類ある。Ａタイプは大人5千円、小中学生4千円で、鉄道車掌腕章を模した特別会員証を贈る。Ｂタイプは大人1500円、小中学生1千円で、特別会員証はバッジ。

　特別会員証は鉄道ファンに喜ばれるものを－と、毎年度変えていき、腕章に続いては車掌帽子などを候補にしている。

　Ａ、Ｂタイプとも、入館料が入会から1年間無料になり、市内協力店舗や事業所で優待サービスが受けられる。今回は、7月末までに入会した先着200人を内覧会に招待する。また、Ａタイプを持つ人を対象としたプレミアムイベントも計画している。

　入会は市ホームページ、市産業観光課窓口などで申し込める。

　企業サポーターは1回10万円以上の寄付を受け付ける。市外企業の場合は企業版ふるさと納税制度で対応する。館内のデジタルサイネージ（電子看板）、同館ホームページに企業名を掲載するほか、7月末までの寄付に限り、1社2人まで内覧会に招待する。

　また、50万円以上の寄付をした企業は、館内に設置する福知山駅周辺を再現した約20平方メートルのジオラマ内の看板に企業名を掲載できる。

　市ホームページなどから申し込める。

　いずれも問い合わせは市産業観光課、電話0773（24）7077へ。

写真（クリックで拡大）＝旧鉄道館に飾っていた本物の車掌腕章を持つ市職員