風になびく青紫の花「九尺藤」が見ごろ 牧の因幡さん宅
2023年04月23日 のニュース
京都府福知山市牧の因幡孝一さん(80)が自宅前の畑で育てているフジが見ごろを迎えた。花穂が長い「九尺藤」で、最長130センチになる。国道175号そばにあり、ドライバーたちの目を楽しませている。
因幡さんは、九尺藤の名所として知られる兵庫県丹波市市島町の古刹・白毫寺の藤棚に魅せられて、13年前に高さ20センチほどの九尺藤の苗2本を畑に植えた。
世話を続けてフジの木は大きくなって枝を伸ばし、パイプで作った藤棚は現在2メートル×8メートルの広さになっている。
「今年は例年より1週間ほど早く咲きました。もう少ししたら満開で、来週いっぱいが一番楽しめそう」と因幡さん。22日は朝から強く吹く風になびくフジを見ながら目を細めた。
写真=見ごろを迎えた因幡さん宅の九尺藤