「百花王」大輪のボタン170株が次々と 石原の洞玄寺
2023年04月18日 のニュース
ボタン寺として知られる京都府福知山市石原、曹洞宗・洞玄寺(渡辺英芳住職)で、鮮やかな大輪の花が見ごろを迎え、参拝者を魅了している。
色鮮やかに赤、ピンク、黒など豪華な花が咲くボタンは、花の中で最も優れたものとして、古来中国では「百花王」と呼ばれた。
同寺のボタンは1978年、檀家が両親の供養にと50株を植えたのが始まり。獣害を受けたりして減った年もあるが、世話に努め、昨年も新たに20株を追加して現在は約30種、計170株がある。
「福知山花の十景」にも選ばれていて、今年は暖冬の影響で、例年より早く開花した。
渡辺住職は「ボタンは咲き始めてから終わりまでの期間が短いので、早めにお越しください。品種によって花期が異なるので様々な色のボタンを楽しんでください」と呼びかけている。
今週いっぱいが見ごろ。無料で観賞できる。
写真=豪華な花が参拝者を魅了する