冬場の助けにと自衛隊員が次々献血 福知山駐屯地

2022年12月19日 のニュース

 冬場の輸血用血液不足の助けになればと、京都府福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地で19日、「100リットル献血運動」が始まった。駐屯地の冬の一大行事として定着しており、訓練の合間に隊員たちが続々と献血バスに乗り込み、献血に協力している。

 2005年から毎年継続し今年で18年目を迎えた。献血への意識が年々高まり、16年には406人で162・4リットルを達成し、1会場一日あたりの府内記録になるなど、今では府内最大の協力団体になっている。

 例年は一日のみだったが、去年から3日間に分散していて、今年は22日まで行う。駐屯地の陸曹でつくる曹友会(富田展弘会長)が、事前に朝礼などで隊員たちに呼びかけ、1人400ミリリットルで250人分の計100リットルを目標に実施した。

 初日は午前9時ごろから、隊員たちが受け付けや問診を済ませ、府赤十字血液センター福知山出張所の献血バス内で血液を提供した。富田会長(43)は「社会貢献活動の一環です。少しでもお役に立てるよう一丸となって取り組みたい」と話していた。

 

写真=献血に協力する隊員(19日午前9時40分ごろ)

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