「長生きできて幸せもん」 107歳、観音寺名誉住職・小籔さん

2022年09月22日 のニュース

 京都府福知山市は20日、市内最高齢者の小籔眞光さん(107)へ祝い状と記念品を贈った。大橋一夫市長が、小籔さんが暮らす北本町一区の介護付き有料老人ホーム「メゾンパルテール」を訪れ、長寿を祝った。

 1915年(大正4年)生まれの小籔さんは、市内観音寺地区の真言宗・観音寺の名誉住職。池部の出身で、50代まで市内の小中学校の教員をしたあと、1990年まで住職を務めた。いまは、日なたぼっこが好きで日当たりの良い窓際まで歩き、食事も自分で食べる。「こんなに丈夫に生んでもらい、長生きができて幸せもんや」と、親への感謝を忘れない。

 大橋市長が直接、祝い状と記念品のカタログギフトを贈呈。「いつまでも元気で長生きしてください」と声をかけると、しっかりとうなずいて応えた。

 長男の小籔実英住職(70)ら家族も訪れて一緒に祝福。実英住職は「誰にでも分け隔てなく、親切に接する人です。損得ではなく、正しく生きることが大切だと教わったことをずっと覚えています。きょうは多くの人に祝ってもらい、うれしく思っています」と喜んでいた。

■101歳以上市内に78人■

 市によれば、7月1日現在で、今年度内に101歳以上となる長寿高齢者は市内に78人いる。同じく100歳は45人、99歳は61人。

 

 

写真=祝い状を読み上げる大橋市長(右)と小籔さん

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